アートセラピー
アートセラピー(芸術療法)は、
カウンセリングの現場でも用いられる心理療法の一つ。
アート、つまり創作活動の中で自由に自分を表現します。
手や目や脳の感覚を刺激することにより、
鈍った五感の活性化にもつながるのですが、
アートそのものがもっているセラピー効果(表現・画材・触れあい)や、
アートを通したひととの交流の中で自分自身を表現し、
本当の感情に触れていきます。
アートセラピーでは、絵を描く絵画、切り貼りで
つくるコラージュ、粘土や木材でつくる造形などを代表とする、
あらゆるアートの手法を用いて行います。
アートセラピーは、例えば病院やクリニックにおいて
治療目的としても用いられますが、それ以外にも、
様々な目的で応用されています。
近年、事故や震災などでトラウマを負った方々の心のケアとして
紹介されたことで広く知られてきています。
アートセラピーは治療や
心理査定としてだけでなく、感情を発散させるため、自分を深く知るため、
また2人以上集まってコミュニケーションを高めるため、楽しむため、
などその目的は多岐に渡っていると思います。
ヒューマンアカデミーのアートセラピー入門講座では、
主に、保育の現場で子供と接する際のアートセラピーの方法など、
体験実習を交えて
色彩と心のつながり・実生活の中で色彩を活かす方法について学習します。